As Children of God お祈りと賛美歌
As Children of God お祈りと賛美歌
キリスト教幼稚園の特色としてお祈りをさせ聖歌を歌わせます。なぜお祈りをさせ聖歌を歌わせ聖書のお話などを、聞かせたりするかを簡単にご説明致しましょう。
”頭のよい子に育てましょう””丈夫な健康な子供に育てましょう”と盛んに叫ばれている今日ですが、教育に何かが欠けていると多くの人が感じている現状です。知育・体育に熱心な親や先生も、徳育のこととなると力を入れたいと考えても戸惑ってしまうのが現実ではないでしょうか。角度をかえてこの事実を眺めてみますと、欠点だらけの人間が自らの力でほかの人の教育をしようと力みすぎた結果といえないでしょうか。
子供を教育するということは、建て物を作ることの様に人間の工夫と努力だけでは成し得ないものです。生命と心を宿している一個の人間を育て、導いていくためにはあまりにも親も教師も無力なのです。教育は、神と人との共同の業であることを忘れてはなりません。教育はよき社会人としての教養と技術と人格を培かい健康な幸福な社会生活へと準備させ導くことと言えると思いますが、そこには神と多くの人々との交わりが不可欠のものとなります。たとえ、人間同志の交わりの技術を身につけ上手に付き合うことを頭で理解しても、神との交わりを通し学び得た他人と接する心がなければ、円満な社会生活を営むことができないでしょう。すべてのことに先んじてどのような教科の土台にもこの神との交わりの心があるべきだと私たちは考えるのです。お祈りをし聖歌を歌い神のことについて学ぶのは、神と人間との根本的な関係をよく理解し神と交わることによって自らを高めるためなのです。
幼な子が、可愛い手を合わせお祈りをし聖歌を歌っている姿を眺めて下さい。それは、単なる感傷的な美しさではありません。無力な人間が、意地や強がりを捨てた最も人間らしい姿です。アウグスチノという聖者は、”祈ることを知っている人間は生きることを知っている人だ”と書き残しています。宗教的情操は、お子様の心を豊かにし波風の多い人生の支えになることでしょう。幼稚園における祈り、聖歌などの宗教的なものに深い御理解と御賛同を頂けたら幸いです。