Ronnie’s Clairvoyant             園長先生の遠眼鏡

 

 幼稚園の正門のそばのしだれ桜がやさしく吹いた日、入園式・始業式がありました。お母さん、お父さんに手をひかれてニコニコ当園の新入生。在園生のおともだちとは初顔合わせでしたが、ずっと前からのお友達のように仲良しになりました。

 バスを降りると年長児が小さい子の手をひいてそれぞれのお部屋までつれていってくれます。一人っ子のお子さんにとっては、仰ぎ見られ、おもいおもわれ合うよろこびが体験できる良いシーンです。

 カバンやお帽子、お弁当に水筒など手荷物の整理や身支度はスムーズにとはゆきませんが、やっとできるようになりました。きっと幼稚園に来るまではお母さんがなんでもやって下さっていたのでしょう。下駄箱に脱いだ靴を収納し、手荷物は所定の場所になど、自分の事は自分でやるという、すばらしい心と体の自立が培われつつあります。

 子どもは一才半から五才にかけて自分でやりたがる時期があります。その時期を逃さないよう心の窓を全開にしておきましょう。一人で出来ないからと「大人がしてあげる」のではなく、その子がしたいように出来るよう「手伝える環境を整える」事が大切です。「環境」とは物的環境、人的環境のすべてを指します。

2009年4月