Ronnie’s Clairvoyant             ラニー先生の遠眼鏡

 

 おだやかに晴れた春の日、小学校一年生の準備がすっかり整った年長さんが、ご来賓、在園生、保護者、先生方の拍手に送られて元気に園舍を巣立って行きました。幼稚園では最年長生としての威厳と誇りを携え、年少児への優しいまなざしをたたえたその目は希望に満ち、また、どんな時にも他をおもいやる心が働く自身にあふれた笑顔でもありました。それぞれの小学校では、きっと一生懸命「先生のおっしゃる事をよく聞く」事を実行してくれることでしょう。しばらくすると園を訪れていろいろなことをお話してくれます。まずは、どの子も「学校が楽しい!」と嬉しそうに告げてもくれます。


 園では、今年度もまた、子どもの可能性を最大限に「引き出してゆく」ことが「教育」として新年度が始まりました。ここでマリア・モンテッソーリについて簡単にご紹介いたしましょう。


 マリア・モンテッソーリ(1870〜1952)は、イタリアで初の女性の医学博士です。彼女は精神科医のイタールやセガンの著書を研究しました。マリア・モンテッソーリ自身も医者であると同時に自然科学者として、常に事実を重んじ、総ての生物と同じように、人間も自然の法則によって成長するとしました。そしてその自然現象をよく研究し、その発育を邪魔せず、促進するように努めれば発育が良くなり、立派な成長を遂げるとしました。この発育を助長し、促進することこそが「教育」という仕事の内容であるとしました。そしてこの教育原理をもって「モンテッソーリ教授法」をうちあげたのです。

 

 当園では、「モンテッソーリ教授法」を導入し、モンテッソーリ女史の哲学と根本原理を含んだ「モンテッソーリ教具」を探りながら保育をしています。教具効用はこれから順次説明をして行きます。今回は、自分で選んで、一人で行い、一人で片付ける一連の作業の様子をスナップでご紹介しましょう。


 来る5月28日(金)には、平成23年度の入園説明会を開催致します。お申し込み頂ければ、実際の子供達の活動の様子をご覧頂けます。


2010年4月