Ronnie’s Clairvoyant ラニー先生の遠眼鏡
Ronnie’s Clairvoyant ラニー先生の遠眼鏡
マリア・モンテッソーリ女史の言葉に「子どもは、環境を征服しながら成長してゆく…」とあります。大人には、子どもの生活する場、環境の広さを基に考えることが求められるということです。
12月第二学期終了式の折、冬休み中の心構えをお話しする中で、園を離れて二週間のお休みの間こどもたちがどれほど大きな成長を遂げてくれるのかお話しいたしました。ご家庭でのご協力を得る事が出来たのでしょうか。新年早々第三学期が始まってまもなく、体操着の着替えがあった朝、3歳児クラスの担任が目を丸くして、「今日は、もうびっくりしました、体操服のお着替えを全員が一人でさっと、出来、しかもとても早く出来ました」と報告してきました。「お母様方、ありがとう」と心の中でご協力に感謝致しました。
このように文化教育は学校教育の外側でも多いに推進される事が大切です。学期間の中長期間のお休みの間にもダイナミックな成長を遂げている子どもです。長いお休みが終わって園生活が始まると、今まで見えなかった子どもの成長に教師がおどろくことは多いのです。学校教育の場では言語も数も文化を獲得する手段で独立した科目として学ぶ形を取っていますが、文化教育の中核となるのが社会、理科、生物(動植物)、地学、歴史、地理、宗教(精神にかかわるもの)等の分野であり、音楽や造形美術(個人の内面に多く関わるもの)、や体育をカバーする領域であることを考えると、文化教育、すなわち、COSMIC EDUCATION が子どもの相応しい成長に学校教育とともに重視されなければならないと考えております。家庭で“、園で、地域で育むとはこういう事をさすのでしょう。
ある時、「あなたのお子さんの良い点を挙げてみましょう」との問いに、「直さなければいけない所は、全部母の直さなければいけない所です」、とか「子どもは親の事を良く観ています。時には、親の心を演じてくれます。ただひたすら、私(母)が、変わる事に、よって子どもへの影響を良いものにしていきたいと考えます」等の、自己点検や自己評価に繋がる意見が多く観られた反面、「優しい」「几帳面」「明るい」「素直」「活発」「みんなと仲良く遊べる」など子どもの生活の中での様子を捉えていらっしゃることがうかがえます。
私たち自身、自戒をこめて日々の保育に取り組んでいかなければなりません。
2011年2月