Ronnie’s Clairvoyant ラニー先生の遠眼鏡
Ronnie’s Clairvoyant ラニー先生の遠眼鏡
急に晩秋がやってまいりました。長かった暑さの中、よく成長を成し遂げたこどもたちでした。敬老会での発表もはつらつと、楽しく出来ました。秋晴れに恵まれた運動会も体力、知力、精神力の成長の賜物がみごとに現れ大喝采のうちに終了しました。ご家族、地域のみなさんのご協力のおかげと感謝いたします。
モンテッソーリ教授法を取り入れて40数年が過ぎますが、子ども一人一人が自主的に主体的に取り組む活動(「おしごと」とよんでおります)を通して日毎に独立心が培われ、(一人で出来る喜びを味わうことによって)さらなる活動意欲を沸き立たせることとなり、自由と秩序を好む子どもたちにとっては最良の学習法に違いありません。
先日、ある新聞の写真と記事に目が止まりました。それは、先月引用させていただきました、あのお嬢さんが記載されてあったのです。18年前の面影もそのままに愛らしく美しい笑顔があふれるYちゃんでした。大学生活を楽しんでいる様子がうかがえました。ここで前稿の続きに当時お母様からいただいたこのお嬢さんのエピソードをもう一件ご紹介します。
“・・・最近、家に帰って着替えしてからしばらくして、Yがいなくなったのです。家の中
を探し、家の周りも探しました。そして見つけたのですが、Yは、お布団のしまってある
押し入れの中にいました。それも、かわいいのですよ。すやすやと眠っていたのですが,
ひざをかかえたその足下には、「押し入れの冒険」という絵本が読みかけの状態でおいて
ありました。きっと絵本と同じ状況に自分をおいて絵本の世界に入り込んでいたのでしょ
うね。まだまだこの子にこんなあどけない部分があったことになんだかとても久しぶりに
赤ちゃんの頃に感じたと同じいとおしさがこみ上げた出来事でした・・・“
この歳頃のお子さんをお持ちのお母様方には類似した経験がおありのかたも多いと思います。ある時、ご自分のお子さんの良い所を総て挙げてみて下さいとお願い致しました。次回はこのお母様からの記録をご紹介しながら地域社会、園、家族ぐるみで育む子育てについて考えてみたいと思います。
2010年11月