Ronnie’s Clairvoyant             園長先生の遠眼鏡

 

 今年の中秋の名月は10月3日。絶好のお日和で見事なお月見ができました。じっと月を眺めていると、すうっと吸い込まれそうな気持ちになったこどもも沢山いると思います。


 七月には七夕まつり、辛うじて観ることが出来た部分日食や「夏の大三角形」等等、身の回りの自然とはかけ離れたところの自然に知識を深め、保育行事に取り入れながらこどもたちが抱く「ふしぎ?」の芽を育てています。


10月10日には当園の第46回秋季運動会が開催されます。それぞれの年代において一人一人が培ってきた体力、技能力を精神力との統合をはかりながら全体の中で発揮できるような練習がつづいています。しかし、ことしは大きな台風が南の海に控えており、その影響で雨の日続きです。予報は10日は晴れとあり、それまで運動場での練習が一度も無いまま当日を迎える大会となりそうです。


「みて!」、「みて!」とこどもたちは何か新しいことや今まで困難だったこと等が楽々とでき、楽しく面白い様子を誰かに観てほしいそして認められたいという心理が働きます(報酬の理論)。このようなとき、「うん、うん、わかった」、とか「ちょっと待って」、「後にして」などの対応でなく「上手だね」、「すてき!」などのことばがけで喜びを共感したいものです。運動会は最適の場所です。「みて!みて!」といわれなくともすべてが「まる見え」の一日が運動会当日です。歩く、走る、跳ぶ、競う、踊る、歌う、など一人で出来るのはもちろん、他と上手くバランスを取りながら集団で美技を披露してくれるに違い在りません。


 楽しく、ふるいたつばかりの喜びのうちに行うことができるのも最愛のご家族、友人の方々の惜しみない応援が期待されるからに相違ありません。メダリスト気分の子どもたちがこの日噛み締める喜びこそが自信の進取に大きく役立つことを確信いたします。


2009年10月


★運動会前に執筆しました。写真は運動会前日のリハーサルの様子です。