Ronnie’s Clairvoyant             園長先生の遠眼鏡

 

 新型インフルエンザの脅威に翻弄されて第2学期がはじまりました。8月末の涼しさの後、蒸し返すような“インディアン・サマー”の暑さの中でこどもたちは元気に登園してきました。10月に行われる秋季運動会のお遊戯の練習も始まっています。全身を動かし楽しそうに踊る子どもたち!数十名の子どもたちがそろって鼓隊マーチを演奏したり、旗やポンポンを手に演技したり、この頃になると自分一人の活動に加え他とあわせていっしょに活動をたのしむことを経験します。さらには先生、両親、ともだちなどに見てもらい、褒められ、ともによろこぶことも体験しながら次への意欲を湧かせ高度な活動を主体的に行うようになります。


 戸外での全身活動に加えて室内では身体の細かい筋肉をつかっての個人的活動もいつもと変わりなく自主的に平行して行われて行きます。中でも、九月は敬老の日が在りますが普通休日になりますのでその前に祖父母をお招きし子どもたちの成長ぶりを園活動をとおして観て頂きます。

 

 また、地域の老人ホームの要請を受け、子どもたちが訪問しふれあう機会を大切にいたします。園児の祖父母は皆お若く現役で社会に活躍されている方も多い中、ホームでのおじいちゃま、おばあちゃま方のほとんどがズッと高齢でいらっしゃいます。車いすの方々とも身じかに触れ、言葉を交わし、ともに歌い、子どもたちの遊戯に「かわいいね」、「じょうずだね」、「またきてね」と手を取り合っている姿は美しく心打たれます。子どもたちの訪問の時のお年寄りの笑顔は格別でしばらくは穏やかな表情がみられますとの職員の方たちのうれしいことばです。


 「見つめよう愛しき子どもの未来を」のテーマのもと「幼稚園とは、子どもが初めて出会う学校であり、卒園後の教育の基礎を培う」ことが可能になるよう毎日を大切に保育を進める中、「体育」、「知育」、「徳育」に加え、「食育」にも取り組んでおり、「食育」こそ「体育、知育、徳育」を支える重要な領域と心得重視しております。


 9月は「敬老の日」をお借りして、特に「食育」においては人生の先輩でいらっしゃるおじいさまおばあ樣方のお知恵を拝借できる良い月間と喜んでおります。一人のお子様に4人,5人の祖父母(曾祖父母を含む)のご参加も稀ではなく恵まれたこどもたちの幸せ感を共有できる私たち保育者も貴重な恩恵にあずかっております。因に、47年前の本園創立時からの大事なモットー「年上を敬う」は初代園長先生のマーク・テニエン神父さまより受け継いでいます。

2009年9月